資生堂

阪神巨人戦を見ていて一番映される広告といえば、資生堂。不老林とかそんなのを思い浮かべられることでしょう。

あっちっちでリバイバルしてきた郷ひろみ。あの歌も初めは笑われていたのでしょうが、日本人にはリッキーの歌より馴染みやすいのは仕方のないことです。それまでも面白いキャラクターだったのでしょうが、いつまでもかっこいいと思われていることに変わりありません。

わたしの通った中学校では、男子の頭髪は丸刈りでした。3年になると、卒業式にちょうど伸びるように、床屋さんに行く時期を考えたものです。ちょうどそのころ、XANAX(ザナックス)という整髪用のムースのコマーシャルを郷ひろみがやっていました。わたしは、ムースなんて知らなかったので、大変驚きました。でも、何のためにつけるのかもわかりませんでした。

1歳年上のいとこに聞いて、わたしもそれを使うことにしました。それ、といっても、なぜか、マンダムのハードフォームを買ってしまいました。まだろくに伸びていない髪にムースをつけて、毎日鏡を見ていたのを思い出します。

姉さん、事件です。たいていのムースは下に向けて泡を出すのですが、それを知らない弟は下に向けずに使っていたのです。
なぜそれがわかったかというと、友人たちとビデオドラマを作っていて、私が脚本したのですが、そのなかで、朝の身支度のシーンを坊主頭の弟がすることになったのです。わたしは撮影に立ち会っていなかったのですが、できあがったビデオを見てびっくり。
「なにしよんなら。」
と、当時、広島弁を知らなかったのですが、今考えるとそんな気持ちだったと思います。
しかしその後は、Dep、水性ポマード、ワックスなどに時代は移り変わり(わたしのなかで)、それはやはりオゾン層破壊を懸念してのことだと思われます。

リンプー

資生堂といえば、リンプーなんてのもありました。朝シャンということばの流行に乗ってリンスインシャンプーの全盛期を迎えるわけですが、その草分けといっても過言ではないでしょう。
その後、ちゃんりんしゃん、リジョイなど安い物が出てきて、わたしは、それらは使いましたが、リンプーは高かったので買ったことがありません。さらには、シャンプーできるリンスなど、わけのわからない特徴になってまいりました。ちなみに、バリ島に行ったときはRejoyce という名前でリジョイが売っていました。さすがプロクターアンドギャンブル。と思いましたが、バリではバリらしく、Sariayu を買いました。

わたしも近いうちに資生堂の養毛、育毛剤にお世話になることでしょう。