Jordan*sport
ジョーダンスポーツ歯ブラシ
アメリカのドラッグストアには、おもしろいものがたくさんある。旅行ガイドにもしばしば写真入りでドラッグストアの雑貨が紹介されている。
たぶん、
ガリバーのNew York
編だったとおもうが、枝分かれした柄（グリップ）からブラシが向かいあうようについている、歯の表裏が一度に磨けてしまうという優れものが目に付いた。
その後、ニューヨークとカルガリー、バンクーバーに旅行したのだが、ドラッグストアに行ったのはカルガリーのショッピングモールでの一度だけだった。その他からの刺激が大きすぎたのである。たった一度行ったドラッグストアでも棚をなめるように見て回るどころか、その時必要としていたシャンプーを探しただけだった。一リットルのプラスチックボトルに入ったDepのシャンプーが３＄（カナダドル）もしなかった。赤の強いピンク色だった。その安さに感動した。歯ブラシのことなどすっかり忘れていた。
それで、ハワイに行ったらどうしてもドラッグストアに行きたいと思っていた。
ところが、別ページの新婚旅行記に記載したとおり、バリ島に行くことになったのである。
バリ島も観光客の非常に多いところなので、洒落ていておもしろい店がたくさんあるのだろうと期待していた。が、ジャランラヤクタ、ジャランレギャンにはドアのない、店の看板もないような店が軒を連ねていた。
仕方なく、ホテルのすぐ近くのマタハリに向かった。日用品を主にチェックした。
シャンプーはリジョイのインドネシア版リジョイスがあって、心が動いたが、このたびはあまり買いまくれる経済状態ではなかったので買わなかった。そのかわり、歯ブラシは５〜６本買った。機能的な感じのするOral-B、とにかく安いDuroDont、そして、上のJordan*sportである。
ブラシが蛍光イエロー。まるで釣りのリールに巻く蛍光ラインを短く切って刺したようなものだ。柄の“どピンク”とのバランスも最高で、なんとも南国のにおいがするので買わずには帰れなかった。
Jordan as, Oslo Norway ということはスカンジナビア半島で好まれている色使いなのかも知れないが。