インドネシアのお土産

Alpen Liebe Original

アルペンリーベオリジナル

Liebeという文字を見ると思い出すのが、Mein Liebe。マインリーベと読むらしいが、そのロゴの入ったカラー(襟)である。

私の中学校の制服は詰襟だった。
Alpen Liebe Original襟の内側に、白いプラスチックをはめるのだが、2年生になると、日被連全国標準型学生服を着なくても良くなる上に、このカラーも、絵の入ったものをつけても良くなるのである。
わたしが初めて着けた絵入りのカラーの絵は、赤いツリガネソウのような花のワンポイントであった。そしてそこにはMein Liebe と書いてある。なんとも落ち着きのあるものだった。

それはさておき、この写真は、アルペンリーベオリジナルというイタリアPERFETTI 社の飴である。これは食べてもおいしいのだが、インドネシアではもっと大切な役割がある。たぶんパッケージの絵からもおわかりと思うが、それは、お金である。

97年にインドネシアの通貨は変動相場制になり、急にドルや円に対して弱くなったらしい。経済のことはよくわからないのだが、インフレなのだろうか、100ルピアの硬貨が一番小さく、それより小さい通貨は流通していなかった。それで、100未満のお釣りは飴なのである。もらった店ではお金のようにも使えるらしい。が、飴ひとつが何ルピアに相当するか、そのあたりはいい加減である。

ちなみにアルペンリーベはマタハリデパートのお釣りである。